解体工事屋さんの丁寧な手解体(これほどに手間なものはない!)のおかげで
古民家の立派な軸組(柱や梁)が露わになりました!

その木材の立派さ、黒光りに、依頼主さまも惚れ惚れなさったそうです。

この曲がり具合を生かした組み方。
昔の大工さんの知恵と技には脱帽です。

今回、現場に入ってくださる大工さんも、大ベテラン。
熊本の古民家改修工事を随分と手がけてこられたそうです。
頼りになります。嬉しいですね。

今回のプロジェクトは、解体前の調査、解体後の調査に実に多くの方に関わっていただいています。
本当にありがたいことです。
伝統構法という指針のない中、試行錯誤しながら、
様々な方から情報提供、アドバイスをもらっています。
解体後も、構造家、日本民家再生協会の仲間、大学の学生さん
多数の方が、見に来てくれました。
これからも、ひとつひとつ課題と向き合いながら、監理を進めます。